利用者さんが原因不明の拒絶をしたときの対処法

声掛け

私はよく利用者さんに拒否されたり、拒絶されることが少なからずあります。わかりやすいのは、私がブ男で臭い男で若くないからです。なかには「おまえはこちら(利用者さん)の人間だろう!年寄りから介護を受けたくないよ!」当然と言えば当然です。それを否定する気もありません。嫌われても、こちらも生活がかかっているので、一生懸命、介護をさせていただいております。それに利用者さんはイケメンが好きです。かわいい子が好きです。おばさんより若い子の方が好きです。それは否めません。利用者さんがどの介護士を好んで、どの利用者さんをいじめようが利用者さんの勝手です。

「お手伝いしようとしただけですよ。」 (NG)

容姿や好み以外にも拒絶する理由があります。なぜ、介助をしようとしたのに、利用者さんから手を払いのけられてしまったのか、たとえば、この前、お腹が空いて食べ物を求めていた時に、利用者さんの無言の訴えをその介護士が見過ごしていたことが原因のこともあります。「お手伝いしようとしただけですよ。」「お前なんかあっちに行け!」「えっ?」「あっちに行けというのがわからないのか!」とだんだんひどくなっていきます。勝手な思い込みをするのは人間の得意とするところです。

「お茶でもいかがですか?」

特に認知症の方の場合、嫌なことを忘れても、「あの人は嫌な人だ!」という感情が残っている場合が多いです。こういう場合は少しずつ信頼関係を回復していくしかありません。認知症の方は、時間が経てば興奮をおさまりますから、しばらくしてから声かけするようにしてください。興奮しているときに声掛けしても、油に水を注ぐようなものです。こちらも感情的になってしまいます。しばらくして、「お茶でもいかがですか?」というように、別の切り口からアプローチしてみましょう。興奮がおさまっているか確認することができます。また、どんなアプローチをするにしても、基本的には笑顔で接することが大切です。「この人といると楽しい」という想いが重なっていけば、良好なコミュニティーがとれるようになるかもしれません。

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