味が薄くて食べることがつらい利用者さんに対しての言葉かけ

声掛け

料理を「まずい!」と言われる方は本当に多いです。自分の料理の腕が悪くて、「まずい!」と言われても仕方ないと思いますが、利用者さんは高齢者の方が多いですし、なかには糖尿病の方や糖尿病予備軍の方もいらっしゃるわけです。私はもともと関西出身なので、濃い味は好きではないですが、料理のうまいまずいが、甘さや辛さの足りなさの場合が多いです。砂糖をたくさん使ったり、しょうゆをたくさん使ったりすると、「今日はおいしいじゃないの!」と喜んでくださる場合もあります。スタッフのなかには、カレーパウダーや香辛料を使って、おいしく食べる工夫をされる方もいます。

「我慢して食べましょうね。」 (NG)

利用者さんが「こんなまずいもの食べたくない」とおっしゃられたときに、介護士がよく言ってしまうのが、「我慢して食べましょうね。」とか、「わがまま言わないでください。」とかです。しかし、本当にまずくて食べれないかもしれません。自分のつらさを訴えている人に、我慢を強いるのはよくないでしょう。あまりにもわがままな利用者さんを見ると、つい「もう食べなくていい。」と言いたくなります。そうなると介護の言葉かけとは程遠い言動になってしまいます。一応、介護士として、利用者さんと接しているのでしたら、「この言葉を言ったら相手はどう思うか」を常に意識しながらコミュニケーションをとる必要があります。

「健康になるための薬だと思って食べてみませんか。」

「まずいのがつらい」と訴えている利用者さんに対して、まずは「それはつらいですね。」と理解を示すことが大切です。まずは信頼関係を築いてから、「健康になるための薬だと思って食べてみませんか。」「〇〇さんは何が好きですか? 次は〇〇さんの好きな料理を作って頂くよう提案してみますね。」と利用者さんに寄り添うような言葉かけが必要だと思います。

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